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横濱・吉野町コワーキングスペース 『濱の日本橋喬美家スペース』~ソウル電波が流れる銀河の夜に~02

【コワーキング家具へのこだわり 椅子の1】


コワーキングスペースの1日が終わり戸締りをした。

おつかれさん

今日もねこビルの話をしよう。


突然だが

座り心地の良い椅子にはなかなか巡り会えない。

時々、急に原稿を直してくれとクライアントに言われ

原稿を送り返す急ぎの仕事を抱えることがある。


そんな時

いろいろな街の

いろいろなカフェに入り

1〜2時間作業して原稿を送り返す。


そのときいつも思うのだがそれぞれのカフェに

しっくりくる椅子がなかなかない。

ちょっとしたフラストレーションとなる時がある。

Wi-Fiのスペックだけは、これでもかというほど各店は自慢をするんだけど

椅子には一切こだわろうとしない。


そんな時に思い出すのが

京都の建設会社にコンサルに行ったその夜のこと

その会社の社員さんたちに連れてってもらった


古民家風のカフェが

斬新だったのだ。

なんと椅子が全部違っていた。


僕はびっくりした。

なにやら好きな椅子を探して座っていいようだ。

面白いところだなと思い

そしてライトグレーの椅子を選んで座ることにした。


椅子の高さといい

すっぽりと包んでくれる座り心地も

最高の椅子だった。



それだけでもこの店のコーヒーが美味しく感じたのを覚えている。

本当はコーヒー自体もおいしい店だったのかも知れない。

でも、僕の頭の中は椅子の事ばかりが印象に残った。


 もう、20年以上も前の話だ。

そして今回自分でコワーキングスペースを企画設計する際に

いろいろな街のいろいろなコワーキングに片っ端から行ったのだが

ワクワクするという感じではなかった。


小さなところはコミュニティを大切にし

大きなところは、無人化のシステムを最大限に利用していた。


どちらも素晴らしいと思ったが

椅子へのこだわりが皆無だった。


そのときに20年前の京都の心地の良いカフェの椅子を思い出して

椅子にこだわるコワーキングスペースというのを

一つのコンセプトにしようと思った。


コーディネーターの大竹にそのことを話したら

南馬場ある面白い家具屋さんが

今度モデルルームを新しくしたみたいなので

一緒に行ってみましょうかと誘ってくれた。


 僕もノコノコと大竹の後をついていった。

そして出会ってしまった…


僕が20年前に座ったあのグレーの椅子のレプリカみたいなものがあるのだ。

そのうちに弊社の担当者が出てきて

僕はコワーキングを新設でやるんだけど

椅子も机もどれもバラバラで全部統一しないものでやりたい。


と言ったら、担当者は手をポンと叩いて

「それは面白い やりましょうよ」

と言ってくれた。

そしたらすぐに行動だ。

その担当者の男性と大竹と僕でショールームにあるたくさんの椅子の中

から40脚を選び、

僕はこの椅子に合うテーブルをセレクトしてくださいと頼んで

店をあとにした。


そして今、僕のコワーキングにある40脚の椅子のうち

僕のお気に入りの椅子は


ダイニングチェアの回転式

そして色はライトブルー

僕はこの椅子に『松陰』と名前をつけている。


仕事をするたび机は変わるが

松陰だけを持ち運び

そこに座って快適に仕事をしている。


これが僕のソウル電波が降りてきた

最初のコワーキングのコンセプトだった。


時間に縛られない気ままなスペース


好みの椅子に

好みの机で

好みのフレーバーを


こんなことでワクワクしてほしい。

そんな思いで椅子にこだわるのだった。


もちろん

この文章も『松陰』に座って書いているのだ。


それでは今日はこのへんで

この話の続きはまた時間ができた店の閉店後に…


YO-SORO

出逢えたコトに感謝して

笑顔同封石川龍明(横濱Dragon)


新賃貸の預言者 石川龍明がいつも居るところ

濱の日本橋喬美家スペース

mail: info-takamiya@ykj-lab.co.jp

TEL:090-1939-2769


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